自作スピーカーについて
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021 2014/11/18(火) 23:28:37 ID:c6j3.50Fm.
017でコーン紙の面積が大きいと低音再生に有利だと書いた。では大きければ大きいほどいいのか?
例えば20cm口径の面積は100π(cm^2)に対し、2倍の40cm口径では400π(cm^2)と4倍。
材質、厚みが同じならコーン紙の重さも約4倍になる。
瞬発力のある(トランジェントのいい)低音を再生するには加速度的にコーン紙を振動/停止させる必要がある。
「運動の法則」によると加速度は力に比例し質量に反比例する。つまり重いコーン紙は微弱な信号にニブい。
(ヘッドフォン・イヤフォンだとスピーカーでは聴こえなかった音が聴こえるのは、鼓膜までが至近距離なのと同時に
振動板の軽さによるところが大きい。)
しかも「ラウドネス曲線(効果)」というのがあって元来人間の耳は音量が小さいと低音の感度が著しく悪いので、
ある音量以下の低音はスコンと消えてしまう。
…このスレなので例えば長岡氏は、スーパーウーファーに20cm口径ユニットを2個並べて使っていた。
これだと面積が28cm口径に匹敵(空振り減少)、それぞれが駆動部を持つので微弱信号にも強いというわけだ。
最近の海外製フロア型スピーカーにウーファー2個構成が多いのも同じ理由からだろう。
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