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昔風の太い音のニュアンスは鮮度が良い素材をそのまま提供するのではなく
わざわざ発酵させて旨味を引き出している感じなのでしょう。
実体験した事はありませんが人が聴いて心地よい歪みっていうのあるみたいです。
レコーディングは創作活動なのでエンジニアが好みの演出をする事は当然だと思います。
デジか?アナか?よりもレコーディングエンジニアの技術差が遥かに録音の善し悪しに
影響しますね。
最近ポピュラー音楽CDの音圧がやたら高くなっています。
特に日本の歌物が顕著でコンプ、リミッターを多用した音圧重視の音質は酷過ぎます。
エンジニアの許容できる限度を超えたダイナミックレンジの圧縮をクライアント側が無理に
要求してくるらしく画像のように常に波形は0db付近ベッタリのノリ状となっています。
音質は完全に無視されて、ここまでくるともはや芸術作品とは呼べません。
音圧を上げる理由は、
「他のアーチストより音圧をかせぐ事で目立たせるため」
この一点のみらしいです。
音楽がTVCMの音と同等にまで堕ちている事が悲しい。
日本人の耳が腐ってしまう。
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